2013年 03月 31日
イースターの真実
イースターというのは復活祭、イエス・キリストの復活を記念する日です。
どうして復活が事実だと言えるのでしょうか?
まず、ユダヤ人たちは、それまでは、安息日の土曜日に礼拝していました。
でも、イエス・キリストが日曜日に復活したことから、日曜日を「主の日」として、
主がよみがえられたことを記念して、日曜日に礼拝するようになりました。
だから、ある意味では毎週日曜日がイースターなのです。
さらに、初代教会において、過ぎ越しの祭りではなくて、イースターを記念するようになりました。
そういう歴史的事実があります。
そして、聖餐式があります。
「主イエスは、渡される夜、パンを取り、感謝をささげて後、それを裂き、こう言われました。
『これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行いなさい。』
夕食の後、杯をも同じようにして言われました。
『この杯は、わたしの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚えて、これを行いなさい。』
ですから、あなたがたは、このパンを食べ、この杯を飲むたびに、
主が来られるまで、主の死を告げ知らせるのです。
(コリント人への手紙第一11章23~26節)
また、イエス・キリストが十字架にかかり復活した年である紀元30年に、教会が誕生しました。
弟子たちがお墓に行ったら、お墓が空っぽになっていました。
その後、弟子たちは迫害をも恐れない復活の証人に変えられました。
弟子たちが死体を盗んだのであって、復活したというのはウソだったとしたら、
死刑になってまで、復活を証ししたりはしません。
復活のイエス・キリストがクリスチャンを迫害していたサウロに現れ、
サウロがイエス・キリストの十字架と復活を宣教する者に変えられました。
名前もパウロに変えられました。
その他にも、復活が事実だと言えることがいろいろとあります。
「そして、キリストが復活されなかったのなら、私たちの宣教は実質のないものになり、
あなたがたの信仰も実質のないものになるのです。」
(コリント人への手紙第一15章14節)
この度、東京カベナント教会では、1月27日の礼拝メッセージをしてくださった
李光赫(イー・クァン・ヒョク)先生を宣教師としてお迎えすることになりました。
礼拝後、李宣教師と奥様の歓迎愛餐会が開催されました。
みんなで楽しくサンドイッチやフルーツなどをいただきました。
午後はハッピーイースターの集いがありました。
ハッピーイースターの集いでは、ジョイフルキッズの賛美や、
田中秀亮 神学生によるイースターメッセージなどがありました。
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2013年 03月 28日
ゴルゴタの丘の兵士(ルカの福音書第23章より)
ずいぶん昔のことですが、今でもありありと覚えておりますよ。
私はそのときエルサレム軍団第一百人隊の兵士でありました。
第一百人隊というのは、軍団のあまたの百人隊の中の一番の精鋭部隊です。
処刑が行われたのは、ユダヤの過越しの祭りのときです。彼らの最大の祭りであり、ローマへの反逆や暴動などの企ても予想されました。
万全を期すため、精鋭の第一百人隊が十字架の丘の警護を担うことになったのです。
私は隊長殿の伝令係で、十字架のすぐ下で隊長殿のかたわらに控えておりました。
イエス様は、十字架につけられ、釘打たれた手足からも、いばらの冠をつけられた頭からも血をしたたらせていました。
他の二人の盗賊たちも苦しげにうめいていました。
こうして長い時間をかけて死に至らせる、というのが十字架刑なのです。
ローマ軍兵士の私が、なぜユダヤの罪人を「イエス様」と敬称で呼ぶのか、とおっしゃるのですか。どうか最後までお聞きください。そうすればわかっていただけます。
イエス様は苦しげな息をしながら何か話しておられました。
隊長殿も私も思わず耳をそばだてました。
「父よ・・父よ・・」
自分の犯した過ちを親にわびようというのでしょうか。
「父よ。彼らをお赦しください。
彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」
一体、なんという言葉でしょうか。なんという祈りなのでしょうか。
もう死が間近に迫っているそのときに、自分のことでなく他人のことを、自分を苦しめた者たち、あるいは捨て去った者たちのために、赦しを乞うて祈りをささげているのです。
隊長殿も私も茫然と立ちすくむばかりでした。
背後では群衆や祭司たちが罵り声をあげていました。
「お前が神の子キリストで、選ばれた者だというなら、自分で自分を救ってみろ。」
若い兵士らは罪人の着物をはぎ取り、くじ引きで着物を取り合っていました。
「お前がユダヤ人の王ならば自分を救ってみろ。」とあざ笑うのです。
十字架に付けられた盗賊の一人まで悪口のかぎりをつくしています。
「お前が救い主キリストだというのか。それなら俺たちも救ってみろ。」
そのとき、もう一人の盗賊が言い出しました。
「お前は神をもおそれないのか。
俺たちは自分の犯した罪の罰を受けているだけだ。
だが、この方が何をしたというのか。」
そしてイエス様の方に首をめぐらして言いました。
「イエス様、あなたの御国の位にお着きになるときには、どうか私のことを思い出してください。」
それを聞いてイエス様はおっしゃいました。
「まことにあなたに告げます。
あなたはきょう、私とともにパラダイスにいます。」
その時、急に全地が暗くなりました。
そのまま、いつまでもいつまでも暗闇が続くのです。どれだけの時間がたったでしょうか。
人々はざわめき、やがて不安と恐怖が高じてきたのが分かりました。
精鋭の第一百人隊の兵士たちは、さすがに微動だにせず持ち場を守っていました。
そのときイエス様が大声で叫びました。
「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」
そのままがっくりと首を垂れて息を引き取られたのです。
突然、雷鳴のような大きな音がして、地面が大きく揺らぎだしました。
「大変だ、神殿の幕が真っ二つに裂けたぞ!」誰かが大声で叫んでいます。
人々は悲鳴を上げ、逃げ惑いだしました。
兵士たちさえ、うずくまり、ある者は恐怖に駆られ持ち場から逃げ出そうとしています。
副官殿が叫んでいます。
「持ち場を離れるな!エルサレム軍団第一百人隊の誇りを忘れたのか!」
兵士たちはようやく我に返り、持ち場を守り続けました。
副官殿がこちらに駆けてきます。
「隊長殿、隊長殿!」
私は隊長殿を振り返りました。
隊長殿は、私たちに背を向けてイエス様の十字架を仰いでおられるのです。
副官殿が隊長のすぐそばに来られてもう一度「隊長殿!」と言われました。
隊長殿はようやく私たちの方を振り返られました。
「見ろ。」
そういってイエス様の十字架を指さされます。
私たちも十字架を仰ぎ見ました。
「あの方は本当に正しい方だった。神の御子だった。」
あなた様はローマの貴い方のために、イエス様の記録をまとめておられるのですか。
それで私のような一介の退役兵士にまで話を聞きにいらしたのですね。
あなたのお名前をうかがっておりませんでしたね。
ルカ様とおっしゃるのですか。
私がお語りできることはこれですべてです。
イエス様を正しい方と信じ、神の御子と呼んだのは、ローマ軍の隊長です。間近にイエス様を仰ぎ見、その最後の振る舞いを見て、最後の言葉を聞き取ったからこそ、確信をもって、イエス様を神の御子と信じたのです。
【ご参考】
ローマの百人隊長については、次のブログもご一読ください。
おっちゃんの出る映画―偉大な生涯の物語―
おっちゃんの出る映画(その2)-ローマの百人隊長
虎猫
2013年 03月 27日
もうすぐイースター

桜の季節でもありますが、もうすぐイースターですね。
今年のイースターは3月31日(日)。今から楽しみです

日曜学校では、一足早くイースター子ども会をしました。
イースターの特別メッセージと、ドーナツ作りです。
お菓子作りをすると、男の子も女の子もとっても盛り上がります。


真剣にもくもくとドーナツを飾り付けるタイプと、
作った先から、もくもくと食べていくタイプがいました。

「お母さんと一緒に食べるんだ」といって、一つも食べなかった年長組の男の子。
なんて素敵な息子だろう、と教師達は感激しました


31日はイースター礼拝・ハッピーイースターの集い、子どもたちも楽しみにしています。
また、日曜学校の生徒のほとんどがジョイフルキッズ(キッズコワイヤ)のメンバーでも
あるので、本番に向けて練習も大詰めになっています。
イエスさまが復活された事を心から喜ぶイースター礼拝。
また、子どもも大人も友人を誘える良い機会になりますように、祈っています。
3月31日(日)午前10:30~12:00
イースター礼拝
ジョイフルキッズさんび、カベナント・コワイヤ
メッセージ「イースターの真実」土屋順一牧師
3月31日(日)午後2:30~4:00
ハッピーイースターの集い
イースタージョイフルキッズコンサート
ハンドベル演奏
いーすたーめっせーじ 田中秀亮神学生
ティータイム(のぞみ園のおいしいケーキやクッキーをお楽しみください)
みなさん、ぜひお越しください。

天然水
2013年 03月 24日
十字架上の七言
「十字架上の七言」というメッセージをしてくださいました。
イエス・キリストの十字架上の7つの言葉の中に
“キリスト教信仰はこれだ!”というものが表わされています。
①「父よ。彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。」
(ルカの福音書23章34節)
民衆はイエス様をののしりました。指導者たちはあざ笑いました。
兵士たちはあざけりました。犯罪人の1人は悪口を言いました。
弟子たちは逃げてしまったり、ただ見ているだけでした。
でも、「彼ら」とは、その人たちのことだけではありません。
イエス様は、神を神としてあがめなかった
私たちのためにも十字架にかかってくださいました。
私たちが赦されるためでした。
②「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」
(ルカの福音書23章43節)
イエス様が十字架につけられた時、他にも2人の犯罪人が十字架につけられていました。
1人はイエス様に悪口を言いましたが、もう1人は信仰をもつようになりました。
どうしてか?
人々にののしられ、手足を十字架に太いクギで打ちつけられて、苦しいさなかに、
自分の苦しみを訴え、人々をのろったりせずに、人々の赦しを願って、
父なる神様に祈るイエス様を見ていて、このお方こそメシア(救い主)だと分かったのです。
何にも良いことをしていない人でも、イエス様を信じれば、その場で救われます。
③「イエスは、母と、そばに立っている愛する弟子とを見て、
母に『女の方。そこに、あなたの息子がいます』と言われた。
それからその弟子に『そこに、あなたの母がいます』と言われた。
その時から、この弟子は彼女を自分の家に引き取った。」
(ヨハネの福音書19章26~27節)
自分の母親に向かって、どうして「女の方」という言い方をしたのか?
そこにはマリヤに対する配慮がありました。
マリヤがイエス様のことを息子として考えるのではなく、救い主として仰ぐためでした。
イエス様の愛が示されていました。
④「わが神、わが神。どうしてわたしをお見捨てになったのですか」
(マタイの福音書27章46節)
天地が創造される前から共におられた父なる神様と引き裂かれてしまいました。
イエス様は私たちの身代わりとなって刑罰を受けてくださいました。
⑤「わたしは渇く」
(ヨハネの福音書19章28節)
預言の成就として、このように言われました。
また、イエス様は多くの人の魂が救われるようにと願って、渇いておられます。
⑥「完了した」
(ヨハネの福音書19章30節)
すべての罪の負債の支払いが「完了した」という意味です。
だから、私たちは罪の裁きから解放されます。
⑦「父よ。わが霊を御手にゆだねます。」
(ルカの福音書23章46節)
クリスチャンは、体は死んでも霊はイエス様と共にいます。
クリスチャンは死の直前に「主よ。私の霊を御手にゆだねます。」と言うことができます。
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2013年 03月 17日
天国が始まる時
「天国が始まる時」というメッセージをしてくださいました。
人は死んだらどうなるのか?
イエス様が十字架につけられた時、他にも2人の犯罪人が十字架につけられました。
1人はイエス様に「あなたはキリストではないか。自分と私たちを救え。」と悪口を言いました。
しかし、もう1人の方は、「われわれは、自分のしたことの報いを受けているのだからあたりまえだ。
だがこの方は、悪いことは何もしなかったのだ。」
「イエスさま。あなたの御国の位にお着きになるときには、私を思い出してください。」と言いました。
「イエスは、彼に言われた。『まことに、あなたに告げます。
あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。』」
(ルカの福音書23章43節)
イエス・キリストを信じた者は、誰であっても、死んだその瞬間に、
イエス・キリストと共にパラダイスにいることになります。
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2013年 03月 10日
豊かに蒔く者
「豊かに蒔く者」というメッセージをしてくださいました。
「ひとりひとり、いやいやながらでなく、強いられてでもなく、心で決めたとおりにしなさい。
神は喜んで与える人を愛してくださいます。」
(コリント人への手紙第二9章7節)
献金は、いやいやながらしても何の意味もありません。
強制的に献金させられるのも良くありません。
献金は、自由意志で、心で決めたとおりにします。
私たちが、どのような報いを受けるかは、献金の額によって決まるわけではありません。
神様は喜んでささげる人を愛してくださいます。
礼拝の時の献金も入場料ではありません。
献金することを強いられることは決してありません。
用意して来ていないからといって、恥をかくこともありません。
安心して、いらっしゃってくださいね

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2013年 03月 10日
いつか菜の花畑で~東日本大震災を忘れない~
ちょっと体調を崩して10日間ほど入院しました。
病院で「いつか菜の花畑で」というマンガを読みました。3.11の後の人々を描いた漫画です。
病棟の図書コーナーに置いてあったので、なんとなく手に取って読み始め、あふれる涙に耐えられずにいったん書棚に戻しました。
また忘れがたくもう一度手にとりましたが、やはり読み続けられなくなりました。
三度目、覚悟を決めて最後まで読み通そうと決意し、ようやく読み通すことができました。
孫を守って亡くなったおばあさん。
お母さんと喧嘩して飛び出した女の子は、それがお母さんとの別れとなる。
ひとりのおじさんは「がれきの山」を「菜の花畑」にしようと、ただ一人でがれきの片づけを始めます。やがて賛同する人々が増え、最後にはボランティアさんが集まってがれきの片づけを終えます。その1年後に菜の花畑が生まれます。
とても重い菜の花です。重いけれども、美しく輝く菜の花です。
その作者「みすこそ」さんのHPをご紹介します。
「みすこそ」
この中段に3.11の「がれきの山」を「菜の花畑」にしようと志す人々のスライドマンガがあります。
サンプルマンガや英訳版も掲載されています。
【日本語版書籍情報】
アマゾンページ
サンプルマンガ2つ
祈り―おばあちゃんの願い
(サンプルマンガの下にある「りかこさん」(アメリカ在住の方)のコメントでは英訳版を掲載されています。パソコンでお読みになる場合はPDFバージョンをクリックしてください)
喪失―母子家庭の中学生
【ご参考】
私どものブログ「重荷をおろして」では東日本大震災の記事をこれまで幾本か取り上げています。
1年前の次の取りまとめも参考までにご紹介します。
私たちは忘れない
虎猫
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2013年 03月 03日
この恵みのわざ
「この恵みのわざ」というメッセージをしてくださいました。
「あなたがたは、私たちの主イエス・キリストの恵みを知っています。
すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられました。
それは、あなたがたが、キリストの貧しさによって富む者となるためです。」
(コリント人への手紙第二8章9節)
イエス・キリストは力を持っておられたのに、無力な者となってくださいました。
そして、私たちは、イエス・キリストによって、平安や希望や喜びが与えられています。
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