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信仰の祝福

そのようなわけで、世界の相続人となることは、信仰によるのです。
それは恵みによるためであり、こうして約束が全ての子孫に、
すなわち律法を持っている人々にだけでなく、
アブラハムの信仰にならう人々にも保証されるためなのです。
「わたしは、あなたをあらゆる国の人々の父とした」と書いてあるとおりに、
アブラハムはわたしたち全ての者の父なのです。 (ローマ4:16)


今朝の礼拝メッセージは「信仰の祝福」でした。
本来異邦人である私達日本人にも、神様の恵みの故に、イスラエル人に与えられた約束の実が与えられ、神様との関係が回復されて永遠の命まで保証されていることの不思議さと、想像を絶するような、神様の壮大なご計画を思う時、身震いしそうな感覚に捕らえられます。

神様が救いの民としてアブラハムとその子孫を選ばれ、国としてのイスラエルが叛いて人々が離散する中で、神様の救いは文字通り世界中に広がっていき、信じる全ての人が「アブラハムの子孫」とされた後、最後の最後に再び国として集められた、神様の初子であるイスラエル人に国民的悔い改めと救いが与えられるということが既に定まっているのです。

神様の救いは、お伽話や絵空事ではなく、人類をお造りになられた当初からのご計画です。それ故に恵みの時には終わりが来ます。人類の歴史の始まりを精緻に記述している聖書には、その歴史の終わり方も明確に書かれています。反キリストが現れ、偽預言者が起こり、大患難時代が訪れて、人類最後の大戦争が起きるのです。

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今、エジプトで連日何十万人もの人々による反政府デモが起こり、30年間に亘って実質独裁政治を行ってきた大統領が追放されそうになっています。勿論短絡的にそれを人類最後の大戦争に繋げて考えるつもりはありません。

以前サンフランシスコに勤務していた時、オフィスにイランのパーレビ国王の親族の1人という女性が働いていました。ホメイニのイラン革命が起きた時、親に連れられ命からがら米国に亡命してきたのだそうです。革命前のイランは、親米路線を敷き、潤沢な石油資源を使って国の近代化を進めていたといいます。イスラムの国でしたがイスラエルにも友好的でした。パーレビ国王はその在任中、彼らの先祖アケメネス朝ペルシヤが新バビロニアを滅ぼした際に、ユダヤ人捕囚らを解放して故郷に帰し、その神殿を再建させたと記録されたクロス王の円筒印章を、「世界最初の人権宣言」だとして国連に寄贈しています。

ご存知のように、革命後イスラム原理主義を貫くイランは、イスラエルの生存権を認めないと公言、レバノンのヒズボラはじめイスラエルを取り巻くアラブ諸国に武器を供給し、核爆弾まで開発している疑いがある訳です。

マスコミの中には、チュニジアやエジプトで起きている動きを、長年の独裁制に対する民主化運動と評価しているフシもありますが、良し悪しはともあれ、エジプトの親米・親イスラエル政権が倒れた後、国と人々を支える精神的支柱としてイスラム原理主義が台頭してくるのは想像に難くありません。

「アブラハムの子孫」である私達にとって、イスラエルは特別な国です。
地政学的なことは、余りにも複雑すぎて私には判断がつきませんが、とにかくこれらのことも、歴史を支配しておられる神様の御手の中で起きていることだと覚え、分からないながらも、イスラエルのために、その人々の平和のために祈らざるを得ません。

by oveja negra

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by covenanty | 2011-02-06 19:17 | 教会行事・集会