2009年 04月 30日
モーセの杖―アメリカの見た夢
ハリウッド華やかりし1957年の作品です。
モーセ;チャールトン・ヘストン、エジプト王;ユル・ブリンナーなど、大スターの競演です。
その中でこんなシーンがあります。
ユダヤ人たちがエジプトで奴隷として酷使されていた時代。エジプトを逃れて羊飼いになっていたモーセのところに、若いユダヤ人ヨシュアが訪ねてきます。ぜひ、ユダヤ人を率いて、エジプトから解放してください、と懇願します。
モーセは渋りますが、ついに神の啓示を受けて、エジプトに向かうことを決意します。
ヨシュアは大喜びで、「では、さっそく武器を集めましょう。」
モーセは、ヨシュアをとどめていいます。「私たちの武器は、この羊飼いの杖だ。」
この台詞には、当時のアメリカの夢が込められていたようにも思います。
自分たちの理念、信念が、世界を動かすと、素朴に信じていた時代だったと思います。
1950年朝鮮戦争のときに生まれた私たちの世代にとって、アメリカは輝く希望と映っていました。
4月19日のメッセージをお聞きになった方はご存じのとおり、聖書では、神様がモーセに杖の力を示します。映画のモーセは、ためらわずに武器を超える杖の力を確信しています。
当時のアメリカ人の心意気(よくいえば)が現れているように思われますが、いかがでしょうか。
出エジプト記4章17節より
「あなたはこの杖を手に取り、しるしを行わなければならない。」
by 虎猫
〔新人レポーター 自己紹介です〕
団塊の世代のすぐあとに生まれたおやじ。妻一人、子供二人(子供はいずれも社会人)。
音楽、美術、小説、映画、マンガ、なんでも好き。甘党。
知り合いには、噺家、笛の名人、スキーの達人、ボーリングの先生、指圧の名人など多士済々。
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by covenanty
| 2009-04-30 09:28
| 本・映画・ドラマ