古代ローマの浴場設計技師ルシウスが、ひょんなことで現代日本にタイムスリップし、そのユニークな風呂文化に感激して、古代ローマにアイデアを持ち込み、新しい浴場をつくっていく。
何とも破天荒な漫画が大人気になっています。
「面白そうだな。」と話題にすると、娘が第1巻を買ってきてくれました。
夢中で読んで、次の日、今度は私が第2巻から第4巻まで買ってきました。読み終えて娘に渡し、いま娘は通勤の帰りに読んでいるそうです。

技師ルシウスは、現代日本の「平たい顔族」が気持ちよくつかる銭湯にタイムスリップ。
富士山の絵に着想を得て、古代ローマの浴場にヴェスビオス火山の絵を描き、湯上りにフルーツ牛乳をサービスしたところ大繁盛。
重い病にかかった執政官が「自分の別荘でヴェスビオス火山を見ながらお風呂に入って最後の日々を過ごしたい。」とルシウスを呼び寄せます。日本の露天風呂にヒントを得た露天を作り、温泉卵を勧めると、たちまち執政官は病から回復。
山賊たちも風呂の心地よさに感激して改心し、ルシウスと共に温泉街づくりに成功。山賊の一人は日本仕込みのラーメン餃子店(?)を開店!

このハチャメチャな成功物語の陰には、文字通り素っ裸で現代日本にタイムスリップした異形の古代ローマ人ルシウスを温かく迎える現代日本の庶民の姿、現代日本の風俗習慣があります。
ローマに帰れなかったらどうしようと頭を抱えるルシウスに、おっちゃんの一人がフルーツ牛乳をごちそうします。そのうまさに大感激。
自宅の風呂場に突然現れたルシウスを外人ヘルパーさんと間違えたおじいちゃんが「慣れないのに大変だのう。」とねぎらいつつ、入浴の作法を懇切丁寧に教えます。
ローマ属州の退役兵たちが浴場で傍若無人な振る舞いをして鼻つまみ者になっています。ルシウスは、現代日本で入浴マナーを外人さんに教える張り紙にヒントを得て、古代ローマの浴場に入浴マナーの石の浮き彫り(レリーフ)を備えます。退役兵たちもそのレリーフにならって、心地よく入浴を楽しむのにはマナーを守ることだと気がつく・・・
この漫画は、日本の風呂文化の奥の深さを語り、私たちにこの国で生きることの喜びと誇りを思い起こさせてくれるのです。

そして、ハドリアヌス皇帝が、市民の人気取りにユニークな浴場をつくってくれとルシウスに命令。
家族連れや特に子供たちも一緒に楽しめるようにウオーター・スライダーつき浴場を作ってみると、大人のほうが夢中になって、子供たちはいつまでたってもスライダーにのれない始末。
困り果てたルシウスに、若きマルクス(後の賢帝マルクス・アウレリウス)が言います。
「大人たちも新しくて楽しいことを待っていたのです。間もなく飽きるでしょう。それまで待てばよいのです。」
そう、私たちもこんな新しくて楽しい漫画を待っていたのです。そして、当分飽きそうにありません。

マンガ大賞、手塚治虫文化賞短編賞ダブル受賞。
ゴールデンウィークには映画もはじまります。本日(4月26日)の朝日新聞朝刊にはテルマエ・ロマエ協賛の全面広告が多数ぶら下がっていました。

原作漫画を読んだ方、映画を見た方のコメントを大募集中!

望みを抱いて喜び、患難に耐え、絶えず祈りに励みなさい。
(ローマ人への手紙第12章第12節)

虎猫

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by covenanty | 2012-04-28 20:04 | 本・映画・ドラマ

音楽の中には幾度も演奏されて世に広く知られ親しまれていく曲と、本当に志のある方が懸命に企画し努力して、一生に一度の演奏の機会が辛うじて与えられる、それだけの覚悟と献身を求められる曲があります。
今日の曲は間違いなく後者です。
そして、その場に居合わせた人々がその時の情景と感動を語り継ぎ、その場に居合わせることができなかった人々が地団太踏んで悔しがり、ひとつの伝説となっていくのです。

この曲は、昨年に演奏される予定でした。あの震災の影響で延期になり、奇しくも、震災の約1年後、棕櫚の聖日の前日、イースターの一週間前に演奏されることになったのです。

3月31日土曜日17時半開演(開場ではありません。開場は16時50分)
場所:新宿文化センター大ホール
演奏:ハインリッヒ・シュッツ合唱団ほか

170分かかるという大曲です。覚悟を決めて、しっかり体調を整えて聴きに行きました。

それでも指揮者の淡野弓子先生の解説によると・・
「1曲1曲のテーマが鮮明で・・音画手法や象徴表現が多用され、1語1語の表現が誤解の余地のないものとなっており、音楽を聴けば内容は必ずわかる・・ひと言でいえば非常に分かり易い音楽ですので、退屈するひまはありません。」

全体は3部構成14曲。
聖書のいわばハイライトとなる14の場面を取り出して深く掘り下げて構築した、という具合になっています。

第1部はクリスマスから3博士まで
第2部はその後のイエスのご生涯。山上の垂訓からエルサレム入城まで
第3部は受難と復活です。

指揮の淡野弓子先生登場。会場は一斉に拍手。
ところが先生は急に引っ込んでしまわれました。
何とメガネを忘れて取りに戻られたのでした。
会場大爆笑。ところが、そんなホンワカムードのままにいきなり指揮棒が下されました。
そして、そんなホンワカにふさわしい曲だったのです。
「おい、熊さん。」
「なんだよ、八さん。」
「平和だね。星がきれいだね。」というような感じでまずはオーケストラだけで静かな田舎の風景が延々と繰り広げられていくのです。
そして、第1部最後の聖三賢人のマーチとなると、会場はやんやの大喝采。
「宗教音楽」と肩ひじ張っていたのが拍子抜け・・・

ところが第2部になると、一気に緊張感が高まります。
バスのソロが主導する山上の垂訓、教会の礎(ペテロ)、ガリラヤ湖の大嵐、そしてエルサレム入場と、イエス様のご生涯のあの場面この場面が次々と現れてきます。
何も知らずに聴いた方でも凄さが伝わってくるでしょう。聖書を少しでも読んだ方なら圧倒されるでしょう。
たちまち1時間が過ぎていくのです。

第3部
受難の時。
ゲッセマネで血の汗が流されます。
そしてあの長い長い「悲しみの聖母は佇みて(スターバト・マーテル・ドロローザ)」。
いつまでもいつまでも続きます。その長いときが必要なのです。終わり近くなって、ようやくその長いときの意味が分かってきます。
と、女声合唱とハルモニューム(小型のオルガン)だけで奏でられる復活祭の讃歌。
この画面転換のあざやかさ、静かに確信をもって語られる復活の真実。ごく短く、それで十分なのです。
そしてついに復活。喜びの爆発。

2000年前のあのこと、今日に至り、未来に語り告げられるべきことを、この一晩の演奏が示したのです。

私が生演奏でこの曲をもう一度聴く機会はおそらくないでしょう。
心に刻まれた貴重な思い出をつたない文章に綴り、あの時の感動を思い出す手掛かりとするしかありません。

ムシカ・ポエティカ(ハインリッヒ・シュッツ合唱団のサイト

虎猫


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by covenanty | 2012-04-10 20:24 | 賛美

イースター礼拝

今日はイースター礼拝でした。
イースターは、十字架につけられ死んだイエス・キリストが、3日目に復活されたことをお祝いする日です。

教会ではイースターをクリスマスと同じくらい大切にしています。

聖書同盟(CSK。聖書通読運動や中学生伝道などに取り組んでいる団体)の
小山田格 総主事が「復活の力」というメッセージをしてくださいました。

「また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますよう。」
(エペソ人への手紙1章19節)


神は、その全能の力をキリストのうちに働かせて、キリストを死者の中からよみがえらせました。

また、イエス・キリストを信じる者にも永遠の命が与えられると約束されています。

死んでから、よみがえられたイエス・キリストだけが信じる者に永遠のいのちを約束しています。



礼拝メッセージはこちらで聞いてください。


ポッドキャスト(音声ブログ・人生を変える聖書メッセージ)


インターネット礼拝




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東京カベナント教会
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インターネット礼拝 過去分 & 聖書の話の要約“恵みの窓”
インターネット礼拝 日曜10時半生放送
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by covenanty | 2012-04-08 18:40 | 教会行事・集会

イースター

今日4月8日はイースター!
イエスさまの復活を心からお祝いする特別な日です。
今年も東京カベナント教会では子どもも大人もみんなで
イエス様を心から礼拝し、賛美しました。

お馴染みになってきましたウェルカムカフェ
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小学生工作の様子
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幼稚科工作の様子
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日曜学校小学生工作イースターエッグ
たまご型の発泡スチロールに絵を描きました
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みんなの作品を飾りました
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ハッピーイースターの集い 
ジョイフルキッズ イースターミュージカル
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イースターは終わってしまいましたが、
東京カベナント教会ではいつでも、みなさんのお越しをお待ちしております。
日曜学校も待ってます(^^)

「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」ヨハネ11:25
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by covenanty | 2012-04-08 17:20 | 教会行事・集会

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明日4月8日(日)のイースターには、
のぞみ園(東京カベナント教会附属福祉作業所)から、
イースター限定フルーツパウンドケーキ
が一日限定販売されます!

中にはたっぷりフルーツ、上にはジャムが塗られ、
素朴な味わいのやさしいケーキです。

ラッピングも特別仕様ですので、
ぜひイースター礼拝に来られたついでに、お買い求め下さい053.gif

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by covenanty | 2012-04-07 08:20 | のぞみ園

イースター

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4月8日(日)はイースター!
東京カベナント教会でも、イエス様が復活されたイースターの日を
心から喜んで、特別礼拝・特別プログラムを行います。
ぜひお気軽にお越しください。043.gif

4月8日(日) 午前9:00、10:30イースター礼拝
特別賛美:カベナントコワイヤ、ジョイフルキッズ060.gif
メッセージ「復活の力」聖書同盟総主事 小山田格師

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4月8日(日)午後2:30ハッピーイースターの集い058.gif
ハンドベル演奏056.gif
ジョイフルキッズ イースターミュージカル
イースターメッセージ キリスト者学生会 田中牧子主事
ティータイム(おいしいコーヒーとのぞみ園のクッキーをどうぞ)

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参加は無料です。
あなたのお越しをおまちしております。

また、第一礼拝・第二礼拝後にカフェタイムを行います063.gif
そちらもお楽しみに001.gif
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by covenanty | 2012-04-06 10:34 | 教会行事・集会

若い皆さんへ

新しい年度がはじまります。
虎猫が書き綴ったブログの中から、若い皆さんにぜひ読んでいただきたいものを少しご紹介します。
それぞれにリンクを設けています。ご興味のあるものをクリックしてみてください。
また、コメント欄に感想を寄せていただければありがたく存じます。

学びの力[ 2009-09-21]
私たちは学ぶことで何を得るのか。
ひとつには、生きる力を身につけること。
もっと大切なのは、自分の小ささを知ることです。
学ぶことは、浜辺にでることです。目の前に大きな海があることを認識し、畏敬の念をいだくことです。

そのときどうする?(「喜びの力」実践編)[ 2010-03-12 ]
心が落ち込みそうになるときに、どう対処するか、簡単なコツを書いてみました。
「あかりをつけて、それを枡の下に置く者はありません。燭台の上に置きます。そうすれば家にいる人々全部を照らします。」マタイ5章15節

はやぶさ還る[ 2010-10-16]
小惑星探査船はやぶさの物語。その行く手を照らしてくれたのは誰だったのでしょうか。

土星の輪[ 2010-11-30]
生まれて初めて見た土星の輪、落ち込んでいた友人が元気を取り戻した時のことです。

希望の道しるべ[ 2011-05-12]
地震、津波、原発事故。
そこで心に留まったいくつかの言葉をご紹介します。

それでもなお人を愛しなさい。[ 2012-01-18 ]
「逆説の十戒(十か条)」というタイトルがついています。
その内容は、人としてのまっとうな生き方そのものです。決して逆説ではありません。
ケント・キースさんが高校時代に学生リーダー向けパンフレットとして作ったものですが、口づてに世界各地に広がっていき、30年後にはインドのコルカタのマザー・テレサの子供たちの施設の壁に大きく書かれていました。
原文の英文は簡潔でとてもわかりやすいものです。翻訳もいろいろ出ていますが。ここでは「大阪のおっちゃん」の翻訳でご紹介しています。

一つだけあげてみます。

The good you do today will be forgotten tomorrow.
Do good anyway.

ええことしたって、明日には忘れられるだけやろ。
それでもかまへん。ええことするのや。

虎猫


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by covenanty | 2012-04-04 19:41 | エッセイ