カナの婚礼

私はマリア様の下男のハッサンと申します。
マリア様がカナのご親戚の婚姻の取り仕切りを任されたときにもお供しました。
大わらわで料理や葡萄酒などを用意しました。
ところが、予定外にお客様が増え、また皆さんよく飲み食いされました。
宴会の世話役が青ざめてしまいました。
「ハッサンよ。たいへんだ。葡萄酒が切れた。いまテーブルにお出ししているだけで全部だ。もう皆さん酔いも回っている。安物でいいから何とか調達してきてくれ。すぐマリア奥様と相談してくれ!」
私もあわててマリア様にご相談しました。
マリア様は息子のイエス様を呼ぶようにおっしゃいました。マリア様のご家族であり、お弟子様ともども婚礼に出席されていたのです。
マリア様はイエス様と何事か相談されてからおっしゃいました。
「ハッサン。何でもこの方のいうとおりにしてあげてください。」
ご自分の息子さんのことを「この方」というのも不思議だと思いましたが、ともかく時間がありません。
イエス様は「水がめに水を一杯満たしなさい。」とおっしゃいました。
下働きの男たちみんなで、100リットルも入るかという大きな水がめ6つに水を一杯満たしました。すると、ぶつぶつと泡が立つような音がしてきました。おいしそうな匂いも漂ってくるではありませんか。
イエス様は「そこから汲んで世話役のところに持っていきなさい。」とおっしゃいます。
私たちは葡萄酒を入れる壺に水がめから汲みいれて宴会の場へ運びました。芳醇な香りがますます強くなっていきます。
「ハッサン、葡萄酒はあったのか。」世話役が青ざめながら叫んでいました。
私は壺を渡しました。世話役は壺から一口すくって飲み、はっと顔を見上げました。
「ハッサン、これはすごい!こんな上等な葡萄酒をどこから持ってきたんだ。」
私は素知らぬ顔で「この家にあったんだよ。」と答えました。
世話役は「花婿さんを呼んで来い!」と叫びます。
呼ばれた花婿さんは、何か落ち度があったのかと、ひやひやしながらやってきました。
世話役が言います。「あんたを見直したよ。この葡萄酒を一口飲んでごらん。」
花婿さんは言われるままに一口飲みました。そして、「あ、これは!」
世話役はさらに続けます「若いのに感心したよ。大体みんな初めのうちはそれなりの葡萄酒を出すが、お客の酔いが回ったら、もう味もわからないだろう、といって安物を出すものだ。あんたは、一番の上物を最後までとっておいたのだ。」
それから「ハッサン、この葡萄酒はどれくらいあるんだ。」
私は答えました。「大がめ6つ。あふれるほどに入っているよ。」

これがイエス様の最初の奇跡でした。あふれるほどの恵みの初めだったのです。
(この記事は、9月18日クリエーションリサーチ顧問野口誠先生のメッセージに触発されて作成しました。カナの婚礼の本当の意味についてはこちらをご参照ください)

虎猫

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by covenanty | 2011-09-28 21:26 | 聖書の話

つまずきの石

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今日の礼拝のお話は
ローマ人への手紙シリーズ32「神の主権とあわれみ②」。


良い行ない<義の律法>に励むことによって、神に気に入られようとする人がいます。

わたしは、長い間、このタイプでした。
自分はそこそこ受け入れられているかな~と思ったり、
かと思えば、
やっぱりいい人になれないからクリスチャンは無理ね……とあきらめたり。
ずっとそんなことの繰り返しでした。

行ないを追求すればするほど、自分の行ないの悪さに絶望していきます。

でも聖書は、キリストが、自分が受けるべき罪の罰を代わりに受けてくださったことを信じることによって、
神に受け入れられるといっています。


「見よ。わたしは、シオンにつまずきの石、妨げの岩を置く。

彼に信頼する者は、失望させられることがない。」 

                  ローマ人への手紙9章33節



5年間、キリストという石につまずいてきた者です。
でも、ある時から、
「このイエスに、全部おまかせしようかな」と信じて頼ってきました。


「彼に信頼する者は、失望させられることがない。」

大好きな言葉です(*^v^*)


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by covenanty | 2011-09-25 17:27 | 教会行事・集会

今日の礼拝は、メッセンジャーに
クレエーション・リサーチ・ジャパン野口誠先生をお迎えしました。

お話は「キリストとカナの婚礼 ―神の創造と神の摂理」でした。

イエス・キリストとその母、そして弟子たちが、婚礼に招かれました。
ところが婚礼の途中でぶどう酒がなくなってしまいます。
さあ大変!
主催者にとっては大失態です。

母に助けを求められたイエスは、
「水がめを水で満たしなさい」といいます。
人々がイエスの言葉どおりにすると…
水は良いぶどう酒になりました。


さて、ぶどう酒がなくなったのは、たまたま運が悪かったからでしょうか?
野口先生は、そこに神の摂理があった、とおっしゃいます。
まさに婚礼のハプニングを通して、イエス・キリストのみわざがあらわされたのでした。


わたしが存在するのもたまたまではない。
アメーバから…サルから…ハプニングが重なって今に至ったのではない。
人間は神の摂理のうちに造られた。愛をもってつくられた。
そんなメッセージを受けとめました。


今週の皆さんの歩みも、神さまの愛の摂理のうちに守り導かれますように。

下の記事 「レインボー・アイス」 も見てくださいませ(^o^)丿 




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by covenanty | 2011-09-18 23:59 | 教会行事・集会

レインボー・アイス

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日曜学校・中高科でフラッペパーティ~♪

ハワイ名物 「レインボー・アイス」 をつくって食べました。

はい、トロピカルレインボ―なお味でした?!
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by covenanty | 2011-09-18 23:58 | 日曜学校(子ども)

虎猫が聖歌隊のTさんから聞いた話です。

昔、景気の良いころ、私が勤めている会社では夏の夜に「園遊会」という催しがありました。役員さんから平社員まで一緒になっての立食パーティーです。飲み放題、食べ放題、平社員であっても役員さんと気兼ねなく話もできる会でした。
ステージでは、のど自慢大会。
腕に覚えのある人が自慢ののどを披露し、グランプリとか歌唱賞とか、いろいろな賞が出ました。
あるイケメンが得意の持ち歌を情感たっぷりに歌い、私はなかなかうまいな、と思ったのですが、もらった賞が「自己満足賞」。
会場はゲラゲラ大笑いです。
ところが、彼は「自信を無くした。」とぽつり。翌年から出場しないと言い出しました。
「情けない奴だな。ただのお遊びじゃないか。」これがまた、周囲のからかいの種になりました。

そして翌年の園遊会。
私がしっかり練習して自慢の歌を披露したのですが、もらった賞が「自己満足賞」。
そのときはじめて、前年の彼の気持ちがわかりました。
すごく傷つくのです。プライドがズタズタになるのです。

ある芸人さんの言葉です。「人を貶めて笑いを取ろうとしてはいけない。」
からかいは、ごく親しい仲で、お互いに合意のある中でこそ、交わりのスパイスとなります。
衆人環視の中でのからかいは、罵倒される以上に人の心を傷つけます。
別の時ですが「課長にからかわれた。怒られるならまだいい、からかわれるのは耐えられない。」といって、女子社員が大泣きしたのを覚えています。

夏から秋にはいろいろな催しもあるでしょう。幹事さんたちはどうか心してください。
ステージにのぼる人は、一生懸命練習して、心を込めて尽くそうとしてしいるのです。
出演する人、労してくださる人ををからかいの種にしてはいけません。

あざける者を主はあざけり、へりくだる者には恵みを授ける。
箴言第3章第34節

虎猫

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by covenanty | 2011-09-14 21:51 | エッセイ

今日のメッセージは「神の主権とあわれみ」でした。
神様と私たち人間との関係は、陶器師(陶器を作る人)と陶器との関係に似ています。
人間は神様に造られたのです。
陶器は陶器師に文句を言えないように、人間も神様に文句を言えないのです。
しかし、神様は、ただ裁くだけの方ではないのです。

神様は、あわれみ深く、情け深い方です。
「事は人間の願いや努力によるのではなく、あわれんでくださる神によるのです。」
(ローマ人への手紙9章16節)




礼拝メッセージはこちらで聞いてください。


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by covenanty | 2011-09-11 15:34 | 教会行事・集会

ナルドの香油

私はマルタ様、マリア様に長くお仕えしているばあやのアンナと申します。
あのナザレのイエス様が来られた時のことはよく覚えておりますよ。
なにしろ、ラザロ様をよみがえらせて下さった偉い先生です。
心を込めてお食事をおつくりして先生とお弟子様たちに捧げました。
マリア様はしばらく先生の足元でお話を伺っていらっしゃいました。

今だから申し上げますが、お弟子様たちのなかには、まあよく飲むわ食べるわ「お~い女中さんよ。ワインをもっとほしいな!」など、遠慮のない方もいらっしゃいましたし「お前よりおれの方が先生によくお仕えしているんだ。」などと自慢話を声高になさったりする方もいらっしゃいました。
会計の担当のお弟子さんは、食事の最中も帳簿を開いて、何かぶつぶつ言いながら、お仕事を続けていらっしゃいました。
先生はひとり静かに食事を続けておられました。

マリア様は何事かマルタ様とお話になると、席をはずされ、しばらくたつと、ナルドの香油の壺を持って戻ってこられました。
ご存知でしょうか。はるか東の国から伝えられたとても高価な香油です。
マルタ様、マリア様のお母様が家宝のように大切にされて、お亡くなりになるときにお二人に遺されたものです。
「お前たちの一番大切なときに使いなさい。」そうおっしゃっていたのを覚えています。
300デナリといいますから、そうですね、お国の一流会社の若い社員さんが一年間一生懸命働いてようやくいただけるかどうかの額とでも申しましょうか。

マリア様はイエス様に近づき、ためらいもなく壺の口を割ると、イエス様の頭に注ぎだされました。とたんに部屋中が香油のかおりでいっぱいになりました。
それからマリア様は、イエス様の足元にひざまずき、香油をイエス様の足に塗り、ご自分の髪でぬぐって差し上げたのです。
マリア様は、長い美しい髪をなさっている方で、村の若い衆の憧れにもなっている方です。
その自慢の髪を右手に束ね、左手でイエス様の足を支え、幾度も幾度もぬぐっていらっしゃいました。マリア様は泣いているようにも見えました。
お弟子様たちも、その場に居合わせた人々もみな、息をのんでこの様子を見ていました。

そのとき、あの会計係のお弟子さんが立ち上がりました。
「なんと無駄なことをするんですか。そんな高価な香油を。売れば貧しい人々に施しができるでしょう。」
幾人かのお弟子様たちも、次々と「そうだそうだ。この女は何と無駄なことをするんだ。」とマリア様を責めたてたのです。
マリア様はもうお気の毒なぐらい青ざめて立ち尽くしていらっしゃいました。

そのとき、イエス様が手でお弟子様たちを制していわれました。
「この人を責めてはならない。私のためにいまこの人ができることをしてくれたのです。
私の埋葬の用意をしてくれたのです。
あなた方にはっきり言っておきます。
福音が宣べ伝えられるところなら、この人のしたことが伝えられて、この人の記念となるでしょう。」

このイエス様の言葉の本当の意味を知ったのは、それからしばらく後のことでした。

(8月7日礼拝のメッセージ 
キリスト者学生会(KGK)関東地区主事 田中秀亮兄 「ナルドの香油」に触発されて作成しました)

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by covenanty | 2011-09-09 20:48 | 聖書の話

9月4日 礼拝

聖書のお話 「我を越える神とその選び」 (ローマ人への手紙シリーズ30) 土屋順一牧師





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by covenanty | 2011-09-04 13:11 | 教会行事・集会

誇りをかけた戦い

あの日。
東京から高井戸まで4時間半歩いて帰宅しました。結構歩けるものだと思いました。
八重洲口から皇居を回り、新宿通りから甲州街道へと歩きました。
たくさんの人が秩序正しく、ピクニックにでも行くように、楽しげに歩いていました。
甲州街道の途中、ある会社のビルの前でおじさんたちが楽しげに呼び込みをしていました。
「トイレどうぞお使いください。お疲れの方、遠慮なく、中でお休みください。」

日曜日の夜から月曜日にかけて。
原発の事故。計画停電。
乾電池が売り切れている、もう手に入らない。
家の中を探したら、20本ありました。
店をあさるより、自宅を片付けるほうがよさそうです。

近くのスーパーは大変な行列。買いだめする人でいっぱいでした。
水は販売制限、納豆、バナナ売り切れ、弁当、おにぎり、パンも肉も同様。

そして、19日土曜日
スーパーは落ち着きを取り戻していました。
もやし、パン、牛乳はお一人一個、コメはご家族で一袋。という販売制限。
それでも、棚には、弁当も肉も潤沢です。バナナも山盛りでした。

レジの列は短く、並ぶ人のかごの中も、半分くらいしか入っていません。
「買いだめはやめましょう。」政府、マスコミ、識者の呼びかけがありました。
人々は素直に従っています。買いだめしないことが自分のため、この国のためになることを心から理解しています。

私は4時間半歩いて家に帰ることができました。
いまだに家に帰れない人がいます。
ついに帰れなかった人もいます。

心が落ち込むとき、希望をなくしそうになるとき、
そのときには、あの日々を、私たちがどのようにふるまったかを思い出しましょう。
この国の各地で、今を生きている人々のことを思いましょう。
そして、今日一日を落ち着いて明るく過ごしましょう。
それが私たちの誇りをかけた戦いの第1歩と思います。

だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。
その日の苦労は、その日だけで十分である。

(マタイによる福音書第6章34節:新共同訳)

虎猫

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by covenanty | 2011-09-01 20:53 | エッセイ