2008年 11月 19日
事件とダビデ
元厚生事務次官の方の事件をニュースで知って衝撃を受けました。
そんな中で、聖書の人物を一人思い起こしました。
ダビデです。
ダビデはイスラエルの2代目の王です。
彼は高潔で人望厚い人物でしたが、初代王サウルのねたみを買い、
サウルの娘婿でありながら、命を狙われることになります。
ダビデは王宮を出て荒野に逃亡します。
サウルは執拗にダビデを探し、息の根を止めようと付け狙います。
とある時、ダビデが洞穴に潜んでいると、サウルが一人で用を足しにきたではありませんか!
チャンス到来!
が、ダビデはサウル殺害を拒みます。
それからしばらくして、ダビデはサウルの幕営に入ることに成功し、熟睡するサウルを見つけます。
再びチャンス到来!
でも、ダビデはまたもやサウル殺害を拒みます。
ダビデは、サウル殺害を勧める甥にこう言います。
「殺してはならない。
主に油注がれた方(神に選ばれた王)に手を下して、だれが無罪でおられよう。」
そして、危うく命拾いした形のサウルにこう言います。
「主はおのおの、その人の正しさと真実に報いてくださいます。
主はきょう、あなたを私の手に渡されましたが、私は、主に油注がれた方に、この手を下したくはありませんでした。
きょう、私があなたのいのちをたいせつにしたように、主は私のいのちをたいせつにして、すべての苦しみから私を救い出してくださいます。」
サムエル記第一 26章より
こんな混沌とした時代だからこそ、
ダビデの末裔に生まれ、十字架の上で殺害者たちを赦し、すべてを神にゆだねたイエス・キリストに学ぶことがますます大切なのではないかと思い巡らしています。
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by covenanty
| 2008-11-19 22:25
| 聖書の話