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放蕩息子

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今週の聖書メッセージから新シリーズがはじまります。

題して「イエスのたとえ話より― 心が飢え渇く時 」



今日のお話は、

「放蕩息子のたとえより― 豊かな神の愛」 。


父親の生きているうちに財産の分け前を要求し、
それを自分の好きなように使いたいために故郷を捨て、
遠国に出奔した一人の息子がいました。

彼は財産を湯水のように使い、あっという間にすっからかん。

もはや彼を心にかけてくれる人はなく、おなかはぺこぺこ。
「いっそブタのエサでも喰らおうか…」

で、思い出したのですよ、お父さんの家のことを!

「父のところには、パンのあり余っている雇い人が大勢いるではないか!」

恐る恐る帰った息子。
一文無しで遠国から旅をしてきたのですもの、
汚かったでしょうね、臭かったでしょうね。

その息子、父の家に帰ってどうなったと思いますか?

父親は彼の姿を見つけてもう転がらんばかりに駆け寄って抱きしめたんです。

それもまだ遠くにぽつんとその姿が見えるか見えないかの時にですよ。

待っていたんですね。

とんでもない息子だけど、毎日毎日、今日こそはと待っていたんですね。




現代でも「放蕩息子」っていますね。

イエス様の時代にも「あいつはねぇ…」と後ろ指さされるような人がいたのです。

そんな「罪人」といわれるような人たちが、おおぜいイエスを慕って集まってきました。

イエスは彼らを受け入れ、親しく食事もしました。

その様子を見てイチャモンをつけてきた「お偉方」に向かって、

イエスはこのたとえ話をしたのです。



このたとえ話で、「父親」は天のお父さん、神様です。

「放蕩息子」を、あなたは誰だと思うでしょうか?



神様は待っています。

毎日、毎日、今日こそは、と。

豊かな、豊かな愛で、傷つき弱った子どもを包み込むために。


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お父さんの愛を確認してください。


「死んでいたのが生き返ったのだ。

いなくなっていたのが見つかったのだから、

楽しんで喜ぶのは当然ではないか。」  ルカの福音書15章32節








冒頭の写真は、『アートバイブル』(日本聖書協会)より、「レンブラント 放蕩息子の帰還」 




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by covenanty | 2008-11-02 21:22 | 教会行事・集会