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「弱くても用いられる」を読んで

 最近、小牧者出版から出ている。「弱くても用いられる」という本を読んだ。ジョン・ビョンウク先生という韓国の牧師先生が書かれた本である。実はこの本は、妻が買ってきたのであるが、タイトルにひかれて、読んでしまった。この本は、具体的には、イエスキリストの12弟子のことが、細かく分析されており、その分析を通して神様からのメッセージが語られている。

 ここでのポイントは、12弟子は、みんな弱い人間であったということである。田舎者や、みんなから嫌われていた者もいた。そのような中からも神様は、用いる人を選ばれるのである。そして、神はむしろ、弱いものを用いられる。強い人が用いられれば、その人は、その出した成果を自分の努力と栄光に帰してしまう可能性が高い。しかし、弱い者は、神に栄光を帰すのである。

 また、ジョン先生は、本の中で、「頭ではなく足で」神様に仕えると言っている。具体的には、5つのパンと2匹の魚のところをあげている。頭の回転がよいピリポは、5千人の人を食べさせるには、いくらのものを用意しなければいけないかを考えて、それを用意できないと考えて、あきらめようとしていた。他方、アンデレは、頭の回転は速くなかったが、イエス様に5つのパンと2匹の魚をもっていった。つまり、人間の理性だけで、結論付けてしまうのではなく、神様のお力にゆだねていくといきに、大きな御業が起こったのである。人間の理性はとても優秀な面があるが、人間の理性で神様の働きを制限してしまうととてももったいないことになるなと思った。

 また、別のところでジョン先生は、「助演人生が祝福される」ということを書いている。イエスキリストの弟子ヨハネは、初めのうちは、自己中心的で、自分が主役ではないと許せないような性格だった。しかしながら、弟子を続けていくうちに、自分が目立つのではなく、人を活かすことが祝福なのであるということに、気がついた。要するに脇役に徹するようになったのである。そのような時に、神様はヨハネを祝福してくださって、ヨハネを弟子の中で一番の長生きにしてくれたし、ヨハネを通してたくさんの新約聖書が書かれるようになったのである。

 その他にもこの本にはいろいろな、キリストの弟子たちの分析とメッセージが書かれている。とてもよい本なので、ぜひ一度お読みください。              ダン吉

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by covenanty | 2008-09-22 19:26 | 本・映画・ドラマ