2008年 06月 28日
親のことばの影響力
先ごろ、学期の途中だが次女の担任が変わった。小学2年生のクラスである。
決定までに先生に休みが続いていただけに、保護者達もかなり敏感になり心配を募らせていたのだが、何より影響大なのはこどもたちである。7才、8才の子どもにとって、担任は勉強を教えてくれるだけでなく、日々自立していく為の訓練を導いてくれる人であり、自分の身の安全を委ねる人である。その人が変わるというとき、一番大切なのは、子どもの心に起きた驚きやショックを受け止めてやり、明日からに向けて、「学校が楽しく安定した場所」になるために、新しい担任を受け入れるよう前向きなことばをかけてやることだと思う。親が承認し、肯定的にとらえていることを感じるならば、子どもはそのように反応し、新しい先生に安心して向っていけるだろう。「小学生のうちは、子どもの成績をあげたいのなら、先生を褒める事だ。自分の先生に信頼すれば、子どもは学校が楽しくなって学習面も伸びる。」とアメリカの先輩お母さん達からよく言われた。
コミュニケーション手段の主流が、文字や直接話すことから、電話、携帯、メールと変わるに従って、伝えられたメッセージに対する反応の仕方も、反応のスピード(反応に要求されるスピード)も随分変わってきた。ただ、入ってくる全ての情報に対して同じやり方で、相手や及ぼす影響について鑑みること少なく、感性や感情で反応していくならば、一体どんなことになるだろう。
守るべきは子どもたち、この子たちが、「明日も学校へ行こう。そしたら楽しい。」と思えるようにするために、一番大切なことが何かを悟る知恵を与えていただけるなら、当然、親が語るべきことが見えてくるはずだと思う。自戒を込めて、親の役割の重さを考えさせられた一件であった。
「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい。」(エペソ4:29)
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by covenanty
| 2008-06-28 14:02
| 子育て・家庭