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ウィンブルドン2007

ウィンブルドン2007_f0136828_23235093.jpg フェデラーが1セットを落とした。それは、彼のサービスゲームがナダルによって、ゲームカウント4-5から破られた瞬間。30-40のポイントをあげたナダルのショットは、しりもちをついた状態で放ったものだった。それが、フェデラーのコートの右ラインぎりぎりを襲った。セットポイント! そこからのパッシングも見事だった。
 この二発を見るまでは、正直、もうフェデラーの五連覇は堅いと思っていた。第一セットはタイブレークの末ではあったが、フェデラーが取っていたし・・・。しかし、この二発で、セットカウント1-1になったのだ。筆者は、このゲームをビデオに撮っておいて見たので、番組欄にあった時間でビデオは切れており、第三セットの3-3ぐらいまでしかわからず、結果は新聞で見た。ひょっとして、ナダルが初優勝・・・と、思わぬでもなかった。それほど、二人は拮抗していた。
 フェデラーがカップにくちづけしている写真は納得できた。しかし、スコアはびっくりだった。第四セットと第五セット!!  2-6でナダルに取らせ、次を6-2で取っている。第三セットがまたタイブレークになっているということは、とにかく、キープしたフェデラーは第四セットをいわば、休んだのか…?  なにせ見てないのでなんとも言えないが、第三、第四を連続キープは無理と判断し、肉を切らせて骨を切った、フェデラーの選択だったのかもしれない。
 優勝インタビューで、フェデラーは、「まだ、やれる。」と言った。年下の進化してくるライバルの前に、君臨できる日々はもうわずかと悟りつつも、彼は王者である。王者は、追う者の足音を聞きつつ、今自分にできることをする。

鉄は鉄によって研がれ、人はその友によって研がれる。   聖書 
 
 フェデラーがいなければ、ナダルはチャンピオンという言い方もできるが、フェデラーがいるからこそ、ここまで芝コートでもうまくなれたとも言える。
 この二人、普段は全く違う所で生活しているが、お互いを意識の外に追いやることはできないのだろうな。-ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー setsu

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by covenanty | 2007-07-27 23:39 | スポーツ