2007年 04月 29日
「これだけはダメよ」と言われると…
「これだけはダメよ」と言われると、なぜかやってみたくなるのが人の性分。
子育てをしているとそんな場面にしばしば遭遇します。
子どもは教えてもいないのに、「おきて破り」が大の得意。
た~くさんある目の前のおもちゃには目もくれず、これだけは触っちゃダメよ、
というものであえて遊ぶんですよね~(‘―`;)。
人類最初の人アダムは、神様とのおきてを破りました。
「園のどの木からでも思いのまま食べてよい。
しかし、知識の木からだけはいけない」
と言われた、まさにその木からとって食べるという「おきて破り」、
いうならば造り主なる神に対する「不従順」の罪を犯しました。
もし私がアダムと同じ立場に立たされたなら、
「罪の誘惑に抗うことができる」
と自信をもって言えるかな?
いいえ、きっと同じように神に背を向け、
自分の思うままに振舞うことでしょう。
「自分の可能性を試す」とか「心に正直に生きてなにが悪い」
などと開き直りながら。
聖書は、この罪の性質を
現代に生きる私たちも継承していると語っています。
「私は、自分でしたいと思う善を行わないで、
かえって、したくない悪を行なっています。
もし私が自分でしたくないことをしているのであれば、
それを行なっているのは、もはや私ではなくて、
私のうちに住む罪です。私はほんとうにみじめな人間です。
だれがこの死の、からだから、私を救い出してくれるでしょうか」
(ローマ人への手紙7章より)
使徒パウロもこう嘆き、自分は「罪びとのかしら」だと言っています。
かく言う私も、ほんとうにみじめな人間、みじめな母親です。
自分でしたいと思う子育てができないで、
つい怒りすぎたり、これだけは言っちゃいけなかったなぁ…と落ち込んでばかり。
でもそんな時、自分ではどうにもできない罪の重荷を
イエス様のもとにおろすのです。お祈りするのです。
「神様、こんな愚かな母を、ゆるしてください。
そして今日も子どもを愛せるように力をください」と。
by 小石
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by covenanty
| 2007-04-29 08:54
| 子育て・家庭