君は星を見ているのか

あるアメリカの女性が軍人のご主人と共に、インディアン居留地近くの任地にやってきました。
都会を遠く離れ、話し相手もありません。
女性はお父様に「こんなところは寂しくて嫌です、早く都会に帰りたい。」と手紙を書きました。
お父様から返事がきました。こう書かれていました。
「二人の囚人が鉄格子から外を眺めていた。
一人は泥を見ていた。一人は星を見ていた。」
Two men look out through the same bars: one sees the mud, and one the stars.

女性は、はっと胸を衝かれました。
次の日から、女性はインディアンの家を訪ねて、伝統の織物を教えてもらうようになりました。やがてその伝統織物を各地に伝える活動を始めるようになったのです。

昔読んだ本の一節です。
突然の病で入院しました。その病院のベッドでふと思い出しました。
心に誓いました。
自分は星を見て生きる。

「いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。」
(ピリピ人への手紙第4章第4節)

【注】
①アメリカの女性の話は記憶で書いています。出典をご存知の方はぜひ教えてください。
②二人の囚人の名言の出所
フレデリック・ラングブリッジ(19~20世紀アイルランドの作家、1849~1923)
『不滅の詩』
「ジョジョの奇妙な冒険」で引用されていることで有名な言葉だそうです。
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
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by covenanty | 2015-10-20 06:56 | エッセイ