2012年 11月 06日
それでも朝は来る
それでも朝は来ます。
東の空を赤く染め、燃え立つような朝が来ます。
草木は匂いたち、鼻腔をくすぐります。
丹精込めて育てられたコスモスが咲き誇っています。
やがて人々の営みの上に日が落ちていきます。
もし夕暮れに涙があっても、朝は必ずやってきます。
まことに、御怒りはつかの間、いのちは恩寵のうちにある。
夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。
(詩編第30編第5節)
写真はいずれも10月撮影
1枚目、4枚目:高井戸
2枚目:都立長沼公園(京王電鉄長沼駅下車徒歩5分)
3枚目:国営昭和記念公園
(JR中央線立川駅下車徒歩15分 青梅線西立川駅下車徒歩2分)
虎猫
by covenanty
| 2012-11-06 21:23
| エッセイ