はじめての食事・・それからの食事(蓄膿手術体験記第2回)

手術の前日夜9時からは絶飲食です。水も飲めません(最低限の薬を飲むための最小限の水だけはOK)
手術が終わり、少しずつ出血が治まり・・とは言っても、眠れぬ夜を過ごして次の日。
術後はじめての食事です。
メニュー;五分粥、はんぺんと人参の煮物、まぐろフレーク、牛乳

ひとくち牛乳を飲むと、命の泉の水のように体中に効いてきました。
はんぺんのシュワッとした食感。
まぐろフレークを口でしがむと、海の命と大豆の力が体の中に飛び込んできました。
お粥を啜りながら、お米というのはこんなにおいしいものか、とあらためて思いました。
まぐろフレークのお皿にお粥を少し移し、最後のひとかけらも残さず食べつくしました。

昼は七分粥、夜からは普通のご飯になりました。
毎日毎日、毎食ごと、こんなおいしいご飯を食べたことはありません。
早飯食いの大阪男が、ともかく一口一口を大切に大切に味わい、最後の一口など名残を惜しむかのように食べ終えました。
煮物の汁は一口も残さず、あとには乾燥した砂漠のようなお皿が残るばかり。
焼魚の最後のかけらを惜しむように、ご飯をまぶして食べつくしました。
海老フライが出た時には、気が付いたらエビのしっぽも消え失せていました。

まことに、御怒りはつかの間、いのちは恩寵のうちにある。
夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。
(詩篇第30編5節)

虎猫
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Commented by はるる at 2010-08-03 17:52 x
虎猫さん、分かりますーそのお気持ち!
病気で食事が全く取れなかった後で、初めてお粥を戴いた時の私の感想とそっくりです。(皆さん、同じですよね)そう、お食事が戴けるって本当にありがたいことですよねぇー。
なお、お体が順調に回復されますように…。
Commented by 虎猫 at 2010-08-04 21:55 x
はるるさん。彩1回第2回とレスありがとうございます。
いただいた恵みへの感謝を忘れ、不平不満をいいつのるお馬鹿さんに、神様は時々、感謝の気持ちを思い出させるために病を恵まれるのかもしれません。この体験記はあと少しで完結させたく準備しております。
Commented by はるる at 2010-08-05 20:37 x
虎猫さん、その後の体調は如何でしょうか?厳しい暑さの中ですが、神様が守って下さって順調に回復されますようにお祈りしています。
体験記の完結を楽しみにしていますね!
by covenanty | 2010-07-24 15:46 | エッセイ | Comments(3)