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「聖化の恵み」を読んで

「聖化の恵み」 人はきよくあり得るか 本田 弘慈著 いのちのことば社

最近、「聖化の恵み」という本を読んだ。この本を読んだことに対する私の問題意識は、人は救われた後に、少しずつキリストに似るように成長していくことを期待されているが、どのようにしたら、クリスチャンとして恥ずかしくない程度に成長できるのかということであった。私は洗礼を受けてから、20年以上経っているが、なかなか納得がいくように成長していないような気がしてしまっている。もちろん、成長している部分もあるのだが、さらに成長したい、きよめられたいという気持ちが起こされてきたのである。
 この本の中で、聖化(きよめられる)ことは、どのようなことかということが、大まかに定義されている。そこで言われているのは、クリスチャンは、キリストに似るようになっていくのであるが、あたりまえだけれども、キリストと同じように完全になるわけではないということである。これを読んで少しほっとする部分があった。私自身もどこまでいっても不完全な人間であることは明らかである。だから間違ったり、罪を犯してしまうことも当然あるのだということがわかり、納得した。また、クリスチャンは、罪を犯す前のアダムのようになるわけでもないということも書かれていた。つまり、人間レベルでも完全になるわけではないということである。それを知ってさらに安心した。
もちろん、だからといって、当然罪を犯してもいいということではない。罪は犯さない方がいいに決まっている。この本の中での聖化は、聖霊によってきよめられ続けていくと、聖霊とみことばによって、誘惑に打ち勝つ力が与えられ、罪を犯すことが減ってくるということである。また、聖霊のバプテスマにも触れられている。また、聖霊の満たしについても言及されている。つまり、ポイントは、聖霊の御支配にゆだねるということである。肉に属するクリスチャンから御霊に属するクリスチャンへと変えられていくということなのである。
 それでは、どのようにしたら、このような聖霊の満たしをいただき、聖化を体験できるのであろうか?この本では、まず、求めるということを強調している。聖霊をいただきたいと求めるものに神様は答えてくださるのである。第二に悔い改めることが大切であるとこの本では言っている。罪のあるところに、聖霊は下っては来られないのである。第三に心を明け渡すことが大事であると強調されている。すべてを主にささげ、主にまったく服従していく時に、聖霊の満たしときよめは与えられるのである。そして、第四に信仰を持って歩むときに、神は働かれ、聖霊の満たしが与えられるのである。
このように、この本の言っていることをよくかみしめながら、クリスチャンとして成長していきたいと思う。もちろん、間違うことも失敗することも多いけれども。
                             by ダン吉


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by covenanty | 2009-07-22 17:06 | 教会行事・集会