なにかと話題の
行政刷新会議。
来週からは、予算の事業仕分けをする
ワーキンググループが開かれる。
知り合いからの依頼で、このワーキンググループの下準備のためのヒアリングなるものを先日受けた。文部科学省の事業について小学生を持つ保護者の声を集めているとのこと。
「まず、削減ありきの立場で、実績を残すためだけのヒアリングならお答えすることはできませんよ。」とのっけから注文をつけて始まった電話でのヒアリングだった。個別の事例は列挙しないが、中心的に話されたのは4,5項目だったと思う。
こと教育に関することなので、「保護者」といってもそれぞれの思想、信条や価値観、立場、居住地の地域性によって要不要の判断は分かれるので一概には言えないが、実際の項目には、これは来年度の導入は要らないでしょうというものも正直あった。一方で、既に制度として導入、施行され、人も配置されている件では、運用が余りにもお粗末であったり、実態に則していなかったり、管理責任の所在があいまいだったり、項目横断的な仕組みができていないためにせっかくのリソースや人材(人財か?)が、最善最適に活用されていなかったりということが簡単に見て取れる件もあった。「今、うまく機能していないものはダメ」と一概に切り捨てるのではなく、もっと学校教育全体を俯瞰して位置づけを変えることで、ユーザーである児童生徒や保護者にとって有益な制度に変えられるものもある旨、要望した。
エンドユーザーは、項目別になっている各制度を個別的に使用しているのではない。多面体のように様々な方面で起きてくるニーズに対応する個々の制度を結び合わせて、全体としてのサービスを向上させて貰いたいのである。しかし、話をするうち、電話の向こうにいらっしゃる政策を立案し施行する立場では、問題Aに対する解決としての法律A', 問題Bに対する法律B'という枠組みにがんじがらめになっておられる気がしてきた。
教育も、介護も、福祉も、医療も、制度の狭間におちてこぼれていく弱者がなくなるように包括的な視点を導入してもらいたい。
政治家、官僚が実情を知らずに無駄な制度を乱立しているというつもりは毛頭ない。「国のため、人のため」に誠心誠意、全身全霊をつくして頑張ってくださっている方々がたくさんいてくださると思う。一個人としてその方々のために、祈りを尽くす責任、そして日本国の主権者として為政者にもっと声を上げていく責任を感じさせられた30分間であった。
ソロモン王は王位についたとき、こう神に祈り求めた。
「今、知恵と知識を私にください。
そうすれば、私はこの民の前に出はいりいたします。
さもなければ、誰に、この大いなる、あなたの民を
裁くことができましょうか。」(II歴代誌1:10) そして、パウロはこう勧めている。
「全ての人のために、また王と全ての高い地位にある
人たちのために願い、祈り、とりなし、感謝が
捧げられるようにしなさい。」(Iテモテ2:1B)★↓ランキング1クリックの応援が励みになります
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